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【二次創作小説】「わらぐつの中の神様」改

小学5年生の国語の教科書に載っている、「わらぐつの中の神様」の改悪もしくは後日談を考えました。

「嫌だ、生きてるなんてみったぐねぇ」
 女の子は学校から帰るなりそうお祖母ちゃんに切り出しました。
「おめさ、何を言ってるだ!」
 驚くお祖母ちゃんの前で涙をこぼす女の子。
「頼む、おらを殺してけれ!」

 一体何がそんなにも彼女を追い詰めたというのでしょう。
 実はあの後、お祖母ちゃんの話に胸を打たれた彼女は、素直にわらぐつを履いて学校に行ったのです。
 ところが、それが原因で同級生を初めとした生徒に笑われ蔑まれてしまいました。

 おまけに、攻撃はそれ以外の点にも及びました。
「でさ、前から思ってたんだけどぉ、その喋り方何なワケ?超ウケるんですけど」
 確かに、都市部を離れたこの地域内にあっても、女の子のような話し方をする人はとても少ないのでした。

 お祖母ちゃんは死を口にする孫を目にして思い余り、気付けば、わなわなと震えながら鎌を手にしていました。
「おらの…おらの作ってきたわらぐつ……じいちゃんが褒めてくれた、おらのわらぐつ…」
 生活を支え、亡きお祖父ちゃんとの馴れ初めともなったわらぐつ。

 それを否定されることは彼女の人生を否定されることでもありました。
 加えて孫も侮辱されてしまったとあっては……。
 お祖母ちゃんはふらふらと戸を開けると、あぜ道を駆け出して行きました。

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[ 2015年07月20日 19:12 ] カテゴリ:小説 | TB(0) | CM(0)
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